初めてメルボルンを訪れる人にとって、公共交通機関の利用方法や交通ルールは少し複雑に感じるかもしれません。
私自身、ワーキングホリデーでメルボルンに来た頃は、公共交通機関の利用に戸惑うことがありました。
メルボルンのトラムの乗り方は?
この記事では、メルボルンの交通事情を詳しく解説し、電車(トラム)、バス、自転車などの交通手段の利用方法や注意点をお伝えします。
この記事を読めば、メルボルンの公共交通機関を効率的に利用し、快適に街を移動できるようになりますよ!
メルボルンの交通事情
メルボルンは、オーストラリア第二の都市であり、観光スポットやカフェ、レストランが点在する魅力的な街です。
さまざまなスポットを訪れるのに、交通事情を先に把握しておくと安心なので参考にしてくださいね!
- 電車(トラム)
- バス
- 自転車
メルボルンの電車(トラム)、バス、自転車と種類ごとに解説していきます!
①電車(トラム)の乗り方とコツ!
jjron, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
メルボルンのトラム
まず、メルボルンの電車は、トラムと呼ばれる路面電車が主な交通手段となっています。
トラムは、市内の主要な通りを網羅しており、観光スポットへのアクセスにも便利です。
以下では、トラムの路線図、Mykiカードの購入方法と使い方、乗車時の注意点について解説します。
路線図と主要な駅
メルボルンのトラムは、市内を縦横無尽に走っており、全部で24の路線があります。
主要な路線は、以下の通りです。
- Route 96:Brunswick East – St Kilda Beach
- Route 11:West Preston – Victoria Harbour Docklands
- Route 86:Bundoora RMIT – Waterfront City Docklands
- Route 35:City Circle Tram (Free Tourist Tram)
これらの路線は、フリンダース・ストリート駅、メルボルン・セントラル駅、サザンクロス駅など、主要な駅を通ります。
特にRoute 35は、無料で利用でき、有名観光スポットをほぼカバーしている便利なルートです。上の写真がRoute 35のトラムなので、この濃い赤色の電車を目印にしてください。
トラムの路線図は、駅や観光案内所で入手できるほか、Public Transport Victoriaのウェブサイトからもダウンロードできます。
この無料で利用できるのが便利で、Route35内にシェアハウスを決めました!
ただやはりちょっとシェアハウス代は高くなってしまうんですけどね^^
Mykiカードの購入方法と使い方
メルボルンの公共交通機関を利用するには、Mykiカード(マイキーカード)が必要です。
Route35の利用だけなら不要、無料なので!
Mykiカードは、トラム、バス、電車に共通して使えるICカードで、駅の自動券売機やコンビニエンスストアで購入できます。
カードの購入には6ドルの発行手数料がかかります。
日本語での案内も作られているので、安心です!!
Mykiカードの使い方もチェックしておきましょう!
- 乗車時に、カードリーダーにMykiカードをタッチする
- 運賃が自動的に引き落とされる
- 降車時に、再度カードリーダーにMykiカードをタッチする
なお、2時間以内の乗り換えは、1回の運賃で済むので、乗り換え時にもMykiカードをタッチすることを忘れないように!
乗り換えが不安なときは案内アプリを使おう
乗り換えアプリもあります(iOS/Android両対応)。
行きたい場所までの乗り換え方法や、時間もわかります。
メルボルンの自力での移動を考えている方は、困ったときのためにアプリを入れておくとよいでしょう。
もうスマホがないと何もできない時代ですね。
乗車時の注意点
トラムに乗車する際は、以下の点に注意が必要です。
- 停留所で待つ際は、トラムが完全に停止してからドアが開くのを待つ
- 混雑時は、降車する人を優先し、ドア付近での立ち話は控える
- なるべく座席は、高齢者や障がい者、妊婦に譲る
- 飲食は控え、ゴミは持ち帰る
これらのマナーは、日本のバスなどと同じですが、ルールを守ることは大事です!!
日本人のマナーが悪いと思われないようにしていきたいですよね。
②バスの乗り方とコツ!
メルボルンのバスは、トラムが通っていないエリアをカバーしており、郊外への移動に便利です。
わたしは、普段は、トラムと徒歩で過ごすことが多かったので、バスも戸惑いました。
以下では、主要なバス路線、バス停の見方、乗車時の注意点について解説します。
主要なバス路線
メルボルンには、300以上のバス路線がありますが、主要な路線は以下の通りです。
- Route 200:City – Bulleen
- Route 207:City – Doncaster Shopping Centre
- Route 250:City – La Trobe University
- Route 251:City – Northland Shopping Centre
これらの路線は、市内の主要な駅やショッピングセンター、大学などを結んでいます。
バス停の見方
バス停には、以下の情報が掲示されています。
- バス停の名称
- バス路線番号
- 行き先
- 時刻表
バスを利用する際は、事前に目的地までのバス路線を調べ、バス停で正しい路線のバスを待つようにしましょう。
乗車時の注意点
バスに乗車する際は、以下の点に注意が必要です。
- バス停で並んで待ち、先に並んでいる人から乗車する
- 運転手に目的地を告げ、Mykiカードをタッチする
- 降車ボタンを押して、降車することを知らせる
- 混雑時は、荷物を床に置き、他の乗客のスペースを確保する
これらの注意点を守ることで、スムーズなバス移動が可能になります。
バスって普段乗らないので、ドキドキしますよね!
でも、大丈夫です。日本とほぼ同じです!
③自転車の乗り方とコツ!
メルボルンは、自転車に非常に優しい街で、市内には多くの道路に自転車レーンが整備されています。
以下では、自転車レーンと交通ルール、自転車シェアリングサービスについて解説します。
自転車レーンと交通ルール
メルボルンの自転車レーンは、主要な通りに設置されており、自転車の安全な走行を可能にしています。
自転車レーンは、緑色の路面標示で示されており、自転車以外の車両は進入禁止です。
※緑色に塗られていないレーンもあります。
最近は日本でも自転車レーンってありますよね。似たような感じでメルボルンはみどりで目立っています!
自転車に乗る際は、以下の交通ルールを守る必要があります。
- 自転車用ヘルメットを着用する
- 自転車レーンがある場合は、自転車レーンを走行する
- 歩行者に注意し、歩行者優先を心がける
- 歩道では自転車から降り、押して歩く
- 信号を守り、左側通行を徹底する
これらのルールを守ることで、安全に自転車を利用できます。
自転車シェアリングサービス
メルボルンには、自転車シェアリングサービス「Melbourne Bike Share」があります。
このサービスは、市内50ヶ所以上に設置された自転車ステーションで、自転車を借りることができます。
利用方法は以下の通りです。
- 自転車ステーションで、利用料金を支払う
- 自転車を選び、解錠コードを入力する
- 利用後は、任意の自転車ステーションに返却する
自転車シェアリングサービスを利用することで、手軽にメルボルンの街を自転車で散策できます。
日本でも、バードやループ、電動自転車などのレンタルがありますよね。ちょっと借りたい時はやはり便利だと思います!
メルボルンを効率的に移動するためのヒント
メルボルンの公共交通機関は、少し複雑に感じるかもしれませんが、利用方法を理解すれば、効率的に街を移動できます。
以下は、メルボルンを効率的に移動するためのヒントです。
- Mykiカードを購入し、チャージしておく
- 乗り換えアプリをスマートフォンにインストールしておく
- トラムの路線図を入手し、目的地までの経路を確認する
- バス停の時刻表を確認し、待ち時間を最小限に抑える
- 自転車レーンを活用し、渋滞を避けて移動する
- 自転車シェアリングサービスを利用し、観光スポットを巡る
これらを参考に、メルボルンの公共交通機関を上手に利用しましょう!
基本的には、トラムと徒歩、これがメインだと思いますが、知っておくと安心ですね。
まとめ
メルボルンの公共交通機関(電車トラム・バス・自転車)の乗り方のコツや、交通事情など、まとめてお届けしました!
メルボルンの公共交通機関は、少し複雑に感じるかもしれませんが、利用方法を理解すれば、効率的に街を移動できます。
Mykiカードは、トラム、バス、電車に共通して使えるICカードなので、用意しておくと安心ですね!
充実したメルボルン生活(ワーキングホリデーや旅行)を楽しんでください。